FREEDOM
FOR
WORKERS
洋服に求めるものは何か?
自己表現、スペック、デザイン、はたまた価格。
購買理由は人によってそれぞれ異なる。
ただ、それらファクターを全てを満たす物が
もしもあったなら……。
それが<TAIGALIONA(タイガリオナ)>の
目指すモノ作りの原点です。
現代社会を生きる、
全ての働く男たちにとっての理想的な存在であること。
機能、デザイン、価格を満足させ、
自分が何者かを示すことができること。
ブルー、ホワイト、そんなカテゴライズに縛られず、
働く男の自由を証明する服。
そんな服を纏い、今この瞬間も懸命に生きる男たちを
クローズアップしたストーリー。
それがFREEDOM FOR WORKERSです。
VOL.2TETSUO KITAHARA(クリエイティブディレクター)
自分にとってこのパンツは
理想的な機能を持ち合わせている
ファッション誌をはじめ、映画、大物ミュージシャンのスタイリングなど数々の案件を手がけてきた有名スタイリストとしてのキャリアを持つ北原氏。その豊富な経験とともに、もう一つの武器となっているのはロジカルな思考力。常に客観的な視点から導き出すアプローチは、現在様々なブランディング領域で活かされている。そんなクリエイティブディレクターとして辣腕を振るう北原氏、ここ数年ライフワークの中心にあるのはロードバイク。都会を移動する手段としては一切無駄がなく優秀この上ない。ゆえに、身につける洋服も機能性とともにソリッドなデザイン性の高い物を選ぶ傾向が強い。今回<TAIGALIONA(タイガリオナ)>のハードシェルジョッパーズパンツを手にし、愛用しているのも明確な理由ありきなのは言わずもがな、というところなのだ。
今の自分にちょうどいい服
クリエイターと呼ばれる人々は皆一様に多忙な日々を送っている。加えて、現場主義的な側面も有するとなると分刻みのハードワークも辞さない覚悟が必要となる。一方で、ピストに跨り都会を駆け抜け、ジムでトレーニングをし、アウトドアでフィールドワークに興ずるのも氏にとっては並列の事象。アーバンとアウトドアをクロスオーバーするライフスタイルは10代から今に至るまで変わらないのだと言う。
「10代からバイクやアウトドア好きなのもあって、ギアはもちろん、身に付けるものに対しても“機能的であるかどうか”は重要な価値基準でした。ただし、アウトドアでは全身<THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)>、ジムやスポーツシーンでは全身<adidas(アディダス)>、プールでは全身<speed(スピード)>ですが、それは目的に対して機能的である必要があるからであって、日常ではまた違う価値基準があります。そこで大事なのはデザインと機能性のバランスが良いかどうか。機能性だけが優れていても足りないし、デザインだけでももちろん足りない。日常において十分なスペックでありながら、デザインがカッコいいかどうかは重要なファクター。特にファッションにおいては余白の部分も不可欠であるように思います。その余白の部分に自分らしさがプラスされるイメージ。そういった意味でこのパンツはちょうどいい、絶妙なさじ加減なんです」。
ピストとともにあるライフスタイルにおいて、パンツの足首がもたつくのはNG。また少々の天候変化にも動じない機能性の高さは必要不可欠なファクターとなる。この両面に加え、自身の好むスタイル的な視点も満たしてくれるアイテムはことさら重要になるのだと言う。
「腰回りのゆとりと、膝から下にかけてのタイトフィットは自分の理想とするシルエット。さらに軽くて、ストレッチ性があり、雨風に強い。普段ピスト移動の自分にとってはこれもまた理想的な機能を持ち合わせています」。
細かなケアを気にせず、自分の肌の一部としてストレスフリーで過ごせる衣服かどうか。テクニカルなファブリック使いと、モード由来のデザイン性の高さを有するタイガリオナのアイテムは、クリエイターの日常でもその本領を発揮している。
「雨でも基本傘はささない」と言う北原氏。
ゴアテックス使用のコンバースとタイガリオナのジョッパーズパンツはともに防水性が高い。まさに氏が好むアイテム。
「自分の身につける服に足りない要素があればカスタムもします」。
取材当日着ていたフーディも両サイドにジップを付けるアレンジが成されていた。
オフィスワーク時もコンフォータブルなスタイルを貫く。
キックバックの良い本アイテムの様に「オケージョンに左右されない利便性の良さは非常に重要ですね」とのこと。
北原 哲夫/クリエイティブディレクター。
東京都出身。アパレルブランド、企業案件問わずマルチに活躍するクリエイター。ファッションのみならず、アウトドアから乗り物全般までジャンル横断的に深い見識と審美眼を持つ。