FREEDOM
FOR
WORKERS
洋服に求めるものは何か?
自己表現、スペック、デザイン、はたまた価格。
購買理由は人によってそれぞれ異なる。
ただ、それらファクターを全てを満たす物が
もしもあったなら……。
それが<TAIGALIONA(タイガリオナ)>の
目指すモノ作りの原点です。
現代社会を生きる、
全ての働く男たちにとっての理想的な存在であること。
機能、デザイン、価格を満足させ、
自分が何者かを示すことができること。
ブルー、ホワイト、そんなカテゴライズに縛られず、
働く男の自由を証明する服。
そんな服を纏い、今この瞬間も懸命に生きる男たちを
クローズアップしたストーリー。
それがFREEDOM FOR WORKERSです。
VOL.9KEISUKE KOJIMA(ヌビアン上野
ストアマネージャー)
テック系アイテムを求める方以外にも
気に入って頂けるブーツ
TAIGALIONAを1stシーズンより展開頂いているセレクトショップ<nubian(ヌビアン)>。原宿、渋谷をはじめ今季より上野での展開を頂く中、同店の中でもTAIGALIONAへの理解が深い小島氏に<Danner(ダナー)>を一早く着用頂き、ブランドの世界観ともども表現頂いた。
ボリュームのあるブーツは
細身のパンツに映える
TAIGALIONA × Dannerのコラボレーションブーツの発売を記念して展開する短期集中連載。
最終回となる5回目に登場するのはnubian 上野のストアマネージャーを務める小島氏。前回まで同様、Q&A方式でインタビューを展開する。
ーまずは本日のコーディネートから教えて下さい。
「アウターはタイガリオナ新作の法被ジャケット。インナーは少し前の物になるんですがフィア・オブ・ゴッド、パンツはリックオウエンス ダークシャドウのアイテムです。キャップはノーブランドの私物。ここにダナーのブーツを合わせた感じですね」。
ーnubianらしくラグジュアリーストリートなコーデ。ダナーの履き心地、スタイルについても伺う。
「僕は普段スニーカーをよく履くんですけど、これ(=ダナー)もスニーカーみたいなブーツですね。ソールがすごく柔らかくて履きやすかったです。踝にもクッションが効いていて、まるでスニーカーを履いているみたい。今日もゴツ目のスニーカーを履いていたんですけど、細身のパンツを敢えて合わせてきました。ダナーのブーツとの相性を考えると、ボリュームのあるブーツは細身のパンツに映えるので」。
ーではプライベートでの着用の場合、どんなアイテムでこのブーツをこなすのだろう。
「今日は細身のパンツですが、僕の最近の気分がスウェット(パンツ)なんです。なので、これよりも太いグレーの無地のパンツとか、黒のスウェット(パンツ)とかをセットアップで合わせたいですね。上には大きめのコートとか、MA-1とかを合わせて。全体的にボリュームのあるスタイリングにしたいです。タイト目や細身のコーデの場合、靴が大きく見えすぎてしまうので。僕は元々大きいサイズ感が好きということもありますが、そういう風に合わせていければ良いかなと思います」。
ー数多くのブランドを見て、着ている人間らしい含蓄ある内容。続けてこうも。
「現在所有しているのはスニーカーだけなんですが、丁度ここ2〜3ヶ月くらいでブーツが欲しいなと思って探している最中でした。やっぱり今、スニーカーも軽量化の流れからゴツ目の方向になってきていて。ボッテガ(・ヴェネタ)、プラダをはじめブーツの流れが来ていると思います。昔流行ったティンバー(ランド)とかにも魅力を感じますね、リバイバルムードもありますし。なので、自分の中でもブーツは欲しいなと思っているアイテムです」。
ー同店の中でもTAIGALIONAへの深い見識を持つ氏。ブランドの印象も改めてヒアリングした。
「僕はテクニカルウェアが好きなので、日本でもこういうブランドがようやく出て来た、という印象だったんです。ネームバリュー中心のファッション業界の中で、ネームに偏ってしまうのを僕は好きではなくて。新しいブランドでも良い物は良いですよね。タイガリオナは、実物を見れば「カッコいい!」ってなるブランドだと思うんです。ウチの中でも推したいブランドの一つなので引き続き展開していきます」。
ー最後にnubianではこのブーツをどの様に提案頂けるかを伺った。
「先ほども言った通り、メンズ・ウィメンズ問わずブーツの流れが世界的に来ていると思っています。ただ、デザインはプレーンな印象のブーツが多い。サイドゴアブーツとか、レース付きだと(ドクター・)マーチンとか。そこにちょっとプラスしてミリタリーぽかったりとか、タクティカルな要素があったりとかがこのブーツの特徴。タイガリオナの作る洋服にも通じるポイントだと思います。あとはやっぱりベースがダナーなので、圧倒的な信頼感・パワーがある。そこをタイガリオナ風に落とし込んでいるだけでも提案はしやすいですね。普通のシンプルなブーツではないので。足元にアクセントという感じでも良いですし、ボリューム感のある服とのバランスも良いですし。カラーリングの赤も映えるので、色物でも色合わせができると思うので、そこも良いですよね。タイガリオナ自体、テクニカルウェアな要素がありますが、意外とこのブーツはそうではない印象です。なので、テック系アイテムを求める方以外にも提案したら気に入って頂ける気がします」。
小島 圭介 /nubian 上野 ストアマネージャー
埼玉県出身。20歳の成人式の日にnubianの門を叩き入社。ショップスタッフを経て、渋谷PARCOのOPENに伴い店長に抜擢される。現在は上野店のストアマネージャーを務めつつ一部ブランドのバイイングも担当。テクニカル系ブランド、スニーカーへの見識も高く守備範囲の広さは同店随一。