FREEDOM
FOR
WORKERS
洋服に求めるものは何か?
自己表現、スペック、デザイン、はたまた価格。
購買理由は人によってそれぞれ異なる。
ただ、それらファクターを全てを満たす物が
もしもあったなら……。
それが<TAIGALIONA(タイガリオナ)>の
目指すモノ作りの原点です。
現代社会を生きる、
全ての働く男たちにとっての理想的な存在であること。
機能、デザイン、価格を満足させ、
自分が何者かを示すことができること。
ブルー、ホワイト、そんなカテゴライズに縛られず、
働く男の自由を証明する服。
そんな服を纏い、今この瞬間も懸命に生きる男たちを
クローズアップしたストーリー。
それがFREEDOM FOR WORKERSです。
VOL.6TOSHIKI IMAFUKU(アールアンドコー 表参道ヒルズ
ストアマネージャー)
モードやストリートの要素が
強く入っているので新しく見える1足
国内外のブランドを常時300以上展開するキャリア20年以上の名門セレクトショップ<R&Co.(アールアンドコー)>。今秋冬シーズンよりTAIGALIONAの取扱いをスタート頂く中、同店ストアマネージャー今福氏にダナーをベースにした着こなしを披露頂くことに。大のスニーカーラヴァー、ヴィンテージフリークらしい男っぽくも本格派なこなしはTAIGALIONAの新たな可能性を示唆するものだった。
アウトドア、アメカジとはまた違った
アプローチのブーツ
TAIGALIONA × Dannerのコラボレーションブーツの発売を記念して展開する短期集中連載。
前回に続き、第2回目に登場するのはR&Co.表参道ヒルズのストアマネージャー、今福氏。今回もQ&A方式で展開していく。
ーまずは本日のコーディネートから教えて下さい。
「ブルゾンはフェノメノン、インナーはGOD SELECTION XXXとR&Co.の別注品です。デザイン的にもキャラクターが赤の服を来ているので、ダナーの配色の赤が目立つのでそことリンクさせてみました。パンツはスタンプドのカーゴ(パンツ)で、裾が長いモデルなので少し足首で溜まる様な着こなしに。小物は全て私物でゴローズが多いですね」。
ーストリートとヴィンテージをブレンドした着こなし。このスタイルと本ブーツの相性を伺う。
「僕は元々アメカジが好きなので、ブーツにも馴染みがあります。個人的には久しぶりのブーツだったんですが、改めて良いなと思いました。履き心地もかなり良いです、足の裏も全然痛くならないですし。シャークソールのクッション性は履いて感動するレベルでした。割と長時間履いていても疲れない様な作りになっているのは足を通してスグに分かりましたね。実は、ダナーは昔から履いているんですよ。定番のモデルを10年くらい前に買いまして、ダナーライトですかね。当時は古着も好きでしたので、(リーバイスの)501と合わせたりしてよく履いていたんです」。
ーでは本ブーツ、今福氏にはどう映っているのか。
「僕はブーツと聞くとアメカジっぽく履くのが自然かな、というイメージがあったんですが、このモデルはモードだったり、ストリートのファッションに相性が良いように作られているなと思いました。アウトドア、アメカジとはまた違ったアプローチのブーツな印象です。踝のクッションの部分なんかは昨今のスニーカーの流れにのったスニーカーライクなデザインイメージなのかなって。バッシュっぽいイメージなんですよね。本当に新しいブーツな作りですよね。同色でメッセージが入っていたり、こう言う細かなディテールも「おっ!」と感じる部分です。敢えてトーンオンでロゴが入っている部分も個人的には大好きです」。
ー新解釈のワークブーツとして本モデルを履きこなすコーデポイントは?
「最大の特徴はボリューム感だと思いました。なので、細身のパンツで合わせてこのブーツのサイズ感が際立つスタイリングが良いなと思い、上もそれに合わせてオーバーサイズでボリュームのあるMA-1で合わせたんです。普段のコーディネートもスニーカーから決めることが多いんです。毎朝、今日はこの靴を履きたいと思ったら、それに合わせて洋服を選ぶ様にしているので今日はダナーに合わせてコーデを組んでみました。靴が好きということもありますし、オシャレは足元からとも言いますしね(笑)」。
ーでは、プライベートでの着こなしの場合は何をキー・アイテムに据えるのか。
「プライベートで合わせるのであれば、僕はデニムで合わせたいです。それこそちょっと太めのワークなイメージでストリートのテイストも入れつつ。リジッドのブルーデニムで王道にいきたいですね。ブーツが黒なので全然いけちゃうかなと。あとはヴィンテージのオーバーサイズのスウェットも気になっているので、そういうアイテムと合わせても良いかなと思っています。元々ヘリテージ系も好きなので、そっちで合わせていきたいです」。
ーR&Co.ではどんな提案をしていくかを最後にお話し頂いた。
「ここ数年はスニーカーブームだったと思うのですが、最近ブーツを履かれてくるお客様もチラホラ増えてきているんです。形は様々ですが。個人的にもまたブーツを履きたいと思っていたタイミングなので、今提案するには良い印象があります。冬っぽいイメージ、しっかりとしたレザーの質感も良いですしね。細かなギミックも込み色々な面白さがあるモデルですよね。ダナーというブランドはかなり認知度も高いですが、パッと見のデザインインパクトで意外性もかなりあるので、色々な見え方をしていくんじゃないでしょうか。もちろんベースはワークですが、モードやストリートの要素が強く入っているので新しく見えるハズです」。
今福 歳生/ストアマネージャー
神奈川県出身。学生時代はモデル活動を行い、R&Co.には新卒で入社しアパレルキャリアは現在6年目。20代半ばながら老舗セレクトショップの屋台骨を支えるべくショップマネージャーと兼務する形でバイイングも担当。大のヴィンテージ/スニーカーフリークとしての顔も持つ。